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セミナーのお知らせ

熱帯林行動ネットワーク(JATAN)主催のセミナーです。詳細と申込みはhttp://www.jatan.org/archives/5062

 《セミナー》2020東京五輪で使われた合板はどこからーサラワクとタスマニアからの現場報告

【日 時】2020218日(火)開場:18:15 開演:18:30 終了(予定):20:30

【会 場】中央区立環境情報センター 研修室1(定員45名)

持続可能性を謳う2020東京五輪ですが、実際にはその施設の建設だけでも大量の熱帯材が使用されています。

2020年東京五輪競技大会の施設整備で調達されたコンクリート型枠合板は31万枚(20195月時点)。そのうち、マレーシア産合板はおよそ83000枚でした。2018年に日本に輸入されたマレーシア産合板のうち93パーセントはサラワク産でしたから(「木材建材ウィークリー」2019318No.2198号)、五輪施設の建設に使われた約77000枚の型枠合板はサラワクに由来していたことになります。

サラワク州ではいま、行き過ぎた伐採などのため森林資源の枯渇が深刻です。「ビッグ6」と呼ばれる6つの大手伐採会社は海外にどんどん進出しています。リンブナンヒジャウ社や WTK 社はパプア・ニューギニアの熱帯林を皆伐してプランテーションをつくっています。タ・アン社は2005年に豪州タスマニアに進出して、合板素材として州政府から天然林ユーカリの提供を受けています。豪州といえば砂漠のイメージを持たれる方も多いと思いますが、大陸の南端に位置するタスマニア島にはユーカリ原生林と温帯性雨林による壮大な森林パノラマが存在しています。タ・アンに伐採木材が供給される森には絶滅が危惧されているタスマニアン・デビルの生息地やオトメインコが繁殖に使っているエリアがふくまれています。また、多くの五輪関連施設の建設現場で目撃された型枠合板のメーカー、シンヤン社も、タ・アンにつづいてタスマニア進出を企てています。

合板原料の供給先である森林の現場ではいったい何が起こっているのでしょうか? セミナーでは、マレーシアとオーストラリアからレインフォレスト保護のために最前線で活動されている2名の活動家をお招きし、貴重な現地報告をしていただきます。

森のある惑星

SCCは、熱帯林情報を盛り込んだサイト「森のある惑星」を作っているNGO数団体のひとつです。今月の熱帯林おもしろStoryは:

カリマンタンで出会った生き物たちとその魅力(2/2)

カリマンタンの生き物紹介、2回目です。虫の大きな写真も出てきます。苦手な方はご注意ください。


毎月新しい話が追加されていきます。続きは以下でhttps://morinoaruwakusei.net

関連する団体へのリンク

※このウェブサイトは、パタゴニア日本支社の助成により作成されました。

参考文献:本ウェブサイト作成に以下を参照しました。

  • Markets For Change / JATAN, 「フローリングへと変貌する熱帯林」
  • Markets For Change / JATAN, 「Too Little Too Late」
  • Markets For Change / JATAN, 「足下に 熱帯林を 踏みつけて」
  • グローバル・ウィットネス「違法行為の黙認」
  • 国際環境NGO  FoE Japan、発表資料「サラワクからの 輸入木材の問題」(2015年12月15日)
  • 秋道智彌、市川昌広編「東南アジアの森に何が起こっているか」人文書院
  • ルーカス・シュトラウマン(鶴田由紀訳)「熱帯雨林コネクション-マレーシア木材マフィアを追って」緑風出版
  • WWF ホームページ
  • SUHAKAM(マレーシア人権委員会)、REPORT OF THE NATIONAL INQUIRY INTO THE LAND RIGHTS OF INDIGENOUS PEOPLES、2013
  • 日刊木材新聞2016.3.23付